この日も猛暑日でしたが、参加者全員(男性6、女性7計13名)元気に7キロの行程を踏破しました。
JR巻向駅(9時30分出発)

纏向珠城宮伝承地跡➡

ポイント
〇纏向日代宮(ひしろのみや)跡 伝承地
第12代景行天皇が営んだ宮跡と伝わるところ。記紀によると日本武尊(ヤマトタケル 倭建命)の父。倭建命は、天皇の命を受けて大和に従わない九州の熊襲(クマソ)や出雲の国や東の国へと遠征を重ね、次々と服従させていったという古代の英雄。「大和は国のまほろば たたづく青垣山ごもれる 大和し美し」は、倭建命が東国遠征の帰途、病を得て亡くなるときに三重県能褒野でふるさと大和への思いを読まれた歌の一節とされている。歌碑は井寺池畔、川端康成書。
珠城山古墳群➡

〇珠城山(たまきやま)古墳群
三輪山から纏向川を挟んだ北に穴師山があり、そこから西へ派生する支尾根の先端近くの頂部に立地。東から西へ1~3号の3基前方後円墳で構成されており、6世紀前半に2号墳、中頃 に1号墳、後半に3号墳が築造。3号墳はJR巻向駅建造の際の土取場となって消滅。1号墳は石室がみられる。馬具、円筒埴輪、盾持人物埴輪等が出土。本古墳と渋谷向山古墳の間の平地が後期纏向遺跡の中心地。(未調査)
纏向日代宮伝承地➡

〇纏向珠城宮跡(伝承地)
第11代景行天皇が営んだ宮跡と伝わるところ。記によればわが国最初の天覧相撲をおこなったほか、殉死の風習を改め埴輪を作らせた天皇といわれる。(人物埴輪は4世紀に出現)
相撲神社➡

〇相撲神社
穴師座兵主神社の摂社。野見宿禰を祭神とする。相撲発祥の地とされる。日本書紀によれば 大和国の當麻蹴速と出雲国の野見宿禰が日本で初めての相撲を取り勝った野見宿禰には當麻蹴速の領地が与えられた。境内には勝った野見宿禰のを祀る祠や土俵がある。平成25年顕彰碑「勝利の聖」建立。国立競技場のモザイク装飾「野見宿禰」像(長谷川路可作)を再現。
桜井市内出雲地区には野見宿禰の墓といわれる塚(現在塚跡を示す石標のみ)や、そこから5輪塔を移設した一二柱神社には力士像に支えられた狛犬がある。
兵主神社➡



〇穴師座兵主(ひょうづ)神社
祭神は兵主神(御食津神とも)、若御魂神(稲田姫命とも)、大兵主神(八千丈命など諸説)大神神社、大和神社、石上神社と並ぶ大社。創建は約2000年前(崇神天皇60年)といわれ、延喜式で名神大社に列せられた。祈年、月次、相嘗、新嘗等の宮幣に預かる。
式内の名神大社穴師座兵主神社を中央に、右に纏向座若御魂神社、左に穴師大兵主神社と式内社が三社並ぶ珍しい神社。穴師座兵主神社は弓月ケ岳山上にあったが、応仁の乱で焼失、現在地に移し、他の二社と合祀した。
檜原神社➡

小休止~
玄賓庵➡

大美和の杜(昼食)➡


大美和展望台➡

大美和の展望台で記念写真~
大神神社(12時40分解散)でした。皆様お疲れ様でした。~