9月21日(日)盛春クラブハイキング「明日香路を巡る」

朝倉台盛春クラブハイキング会は、21日ようやく暑さがやわらぎ少し秋めいてきた快晴の明日香路を歩きました。

コースは橿原神宮前駅➡甘樫丘➡飛鳥坐神社➡飛鳥寺➡伝飛鳥板葺宮跡
(飛鳥宮跡)➡川原寺跡➡岡寺駅(解散)の約9キロの行程でした。

近鉄橿原神宮駅前から出発。この日の参加者は15名(男性8 女性7)でした。

剣池前を通って目指すは蘇我一族の拠点「甘樫丘」です

途中、豊浦寺(宮)跡前を見学しました。

観光メモ
〇豊浦(とゆら)寺跡(向原寺)
 甘樫丘北西ふもとにあり、県の史跡。また、この辺りには推古天皇の豊浦宮や小墾田宮のあったところと伝えられています。

甘樫丘から畝傍山、その向こうには二上山が望めます。

昼食は甘樫丘麓の休憩所で取りました。

この後、あすか夢の楽市に立ち寄り地元の名産品等を購入しました。

〇飛鳥坐神社(あすかいますじんじゃ)
 集落の東、小高い丘陵に鎮座。二月のおんだ祭や陰陽石が有名。いずれも五穀豊穣の祈りがこめられている。境内にある山口神社と共に式内社。

ここから飛鳥寺➡伝飛鳥板葺宮跡(飛鳥宮跡)➡川原寺跡➡岡寺駅(解散)と巡りました。

〇飛鳥寺
 596年に蘇我馬子によって建てられた本格的な伽藍配置の日本で最初の大寺院。日本を含めた東アジア仏教文化が一堂に会した故知といえる。現在安居院に本尊飛鳥大仏(釈迦如来像)が座す。もとは210m×320mの大寺院。
  近くに蘇我入鹿の首塚や謎の石造物「酒船石」がある。

〇伝飛鳥板葺宮跡(飛鳥宮跡)
  小さな丘陵に囲まれた平地にポツンとある。蘇我馬子邸に隣接していた皇極天皇宮跡で、大化の改新の舞台となったといわれる。復元された井戸跡や遺構がみられる。

〇川原寺跡(弘福寺―ぐふくじ)
飛鳥四大寺の1つであり、1塔二金堂式といわれる伽藍配置をもち、当時としてはとても大きな寺だったと想像出来る。中金堂跡には、瑪瑙の礎石(28個)も残っている。本尊は十一面観音、弘法大師作の持国天、多門天に平安初期に造られたとされる十二神将も拝観できる。日本書紀によれば川原寺は日本初の写経場とされている。

以上約9キロのハイキング行程でした。

 

 

2025年10月17日