11月19日(火)朝倉台自主防災会が、桜井市商工会婦人部で防災講演会に出講しました。

11月19日(火)朝倉台自主防災会が、桜井市商工会婦人部で防災講演会に出講しました。

奈良は、昔、都があったとこやから安全!と、何の根拠もない安全とよく耳にします。
奈良県には三つの防災の日、というのがあります。

 ・7月9日は地震防災の日で、1854年、遠く離れた伊賀上野での地震により奈良市古市町で150人が死亡し、県内では289人が死亡した「伊賀上野地震」

 ・1985年(昭和57年)8月1日~3日は、水害防災の日で、奈良盆地で3日間の豪雨があり、王寺町~田原本町他広い範囲で大水害となった。57水害と言われる「大和川大水害」

 ・2011年(平成23年)9月3日、4日は、土砂災害防災の日で、大型でのろのろと動きが遅い台風12号が高知県に上陸したが、紀伊半島では記録的な大雨をもたらし大塔町などでは深層崩壊による土砂災害で村が流されるなど甚大な被害となった「紀伊半島大水害」

また、古くは、明日香村「都塚古墳」や「高松塚古墳」では幕末に起こった南海トラフ級の8連発の巨大地震による古墳内の石が数カ所も割れているのが発見され、奈良文化財研究所、明日香村教育委員会、関西大学などが正式に発表しています。

奈良県は、都があった所やから安全、は根拠のない安全神話なのです。
情報が氾濫している今の社会、皆が言っている、テレビで見た、ではなく、災害情報は、受け身ではなく、自ら正しい情報を取るようにしましょう!(坂口)

 

 

2025年01月15日