大阪ガスの防災教材『考える防災教室』が(公財)消費者教育支援センター主催の「消費者教育教材資料表彰2018」企業・業界団体部門において、優秀賞を受賞しました。
この教材は、楽しく学ぶ小学校高学年用の学習教材として無償配布されているものですでに10万冊配布されました。
内容は小学生に限らず、大人にも参考になる内容でしたので、ここに一部掲載誌いたします。
どうですか? 皆さん答えが出ましたか?
問1で電気やガスが止まってしまった場合、調理が出来なくなってしまいます。
お父さんの答えは・・・
やはり、キャンプなどで使うバーベキューコンロやカセットコンロは役立ちますね。
カセットコンロならボンベ3本で1000円で購入でき長期保管も可能です。
アウトドア好きなお父さんなら、テントや寝袋、ランタンも用意されているでしょうから大切に保管しておいた方がよいですね。
皆さんも非常食として乾パン、ビスケットなどを用意しておられると思いますが寒い時期に被災した場合やはり暖かいものが欲しくなりますね。
また、カップラーメンなどもお湯がなければ食べられませんし火がないとご飯も炊けませんね。
では、続いて問2の割れた食器の問題です。
新聞の折り方はまた後で出てきます。
出来れば紙皿、紙コップも備蓄しておきたいですね。
この問題で特にポイントになるのは「ラップ」です。
食器の上にラップをしてその上におかずやご飯をのせて食べれば、食後ラップを捨てるだけで食器洗いの必要がなくなります。
被災時は水の確保が難しくなります。
朝倉台には大きな水道タンクがありますが、2~3日で空になります。
途中の送水管が損傷していれば1日持つかどうかです。
南海トラフ大地震が起これば自衛隊、消防、警察などの救助の大半が太平洋沿岸部に投入されます。
桜井市には給水車が3台しかありません・・・。 推して知るべしです。
桜井市にも緊急用の備蓄水がありますが、震災発生当初の混乱の中では道路も被害を受け、なかなか調達は困難を極めるものと思います。
また、朝倉台だけでも3000人弱です。2リットルのペットボトル6本入りで500ケースが毎日必要となります。うむ・・・
貴重な水を有効活用するためにも食器洗いはなるべく避けたいですね。
さて、最後の問い3です。
今までの大地震の傾向を見ますと、冬期、夜間が多いです。
暖房器具が使えない時、寒さ対策どうされますか。
新聞紙を下着の下にいれラップでまけばかなりの保温効果があります。包装の際に使うプチプチも断熱効果が高いです。
どうでしたか?
上記のことをまとめると以下のとおりです。
また、屋内家具については普段から次のことに注意しておいてください。
また、防災のための準備品として下記の避難生活グッズも参考にしてください。
最後に、災害時の連絡方法についてご家族で打ち合せしておいてください。