12月21日(火)自主防災会の坂口、堂本の両副会長が市立桜井中学校の学校防災教室に出講してきました。

『過去の災害に学び、今、備えよう』をテーマに、約80分自然災害についてお話しさせていただきました。

東日本大震災時、岩手県宮古市女川地区は、昭和3年の「昭和三陸地震」の大津波後、女川地区には海抜50mの場所に、『ここより下に家を建てるな』の石碑が建てられていて、この「石碑の教え」を守り続けた女川地区は、東日本大震災時、海抜40mまで津波が押し寄せたが、石碑より高い所の民家の住民は全員無事であった。

震災直後に、女川第一中学校に入学した生徒たちが、震災の記録を1000年後の人々に伝承し、この教訓を後世に伝えるべく、町内に21カ所ある浜の津波到達地点に『女川いのちの石碑』を建立した。

過去の災害を学び、自分たちの経験と教訓を通して、未来の世代に伝えようと若い世代が育っています。

ただ、過日、内閣府が政府想定として、日本海溝・千島海溝を震源域とするマグニチュードM9クラスの地震が起きた場合、死者が最大 19、9万人と発表した。

西の南海トラフ巨大地震、東の日本海溝巨大地震、起こらないことを祈るばかりです。

   (坂口)

 

2021年12月28日