10月23日(土)明日香村 岡地区へ防災講演会に、自主防災会坂口・堂本副会長が出講しました。

今回、明日香村岡地区が大字としての防災研修会を企画され、特に、『大災害時への備え』「避難訓練」についての講演要請がありましたので、それに沿って約90分お話させて頂きました。

はじめに自主防災会のあるべき組織とは?

1. 「継続性」「成長性」が最も大事である。
2. よって、 自治会の延長のような形だけの自主防災組織 ではなく、 【別組織】の活動、運営が望ましい。
3. 「行政が作ってくれと言うから・・」とか「補助金が出るから・・」で、自主防災会をつくったのでは、長続きをしないし成長しない。
4. ≪自分の住む町は、自分たちで守る≫と云う強い意志が大切。
5. 自主防災会の活動は、あまり防災、防災と力まずに、日頃から「地域に根ざした活動」が、地域の防災・減災につながり災害に強い町になる。

朝倉台は、安心・安全ネットワークを形成して、自治会を中心に、各ボランティア団体と常に連携を深め、住み良い町つくりを目指して日々活動を行っている。

地域のことは、そこに住んでいる地域住民が一番よく知っているわけですから、何でもかんでも市役所におんぶに抱っこする時代はもう終わりではないでしょうか。
「自分たちで出来る事はまず住民で、そして、出来ないところは市役所など行政にお願いする」、桜井市を支えるのは我々桜井市民です。この姿勢がこれからの時代必要なのではないでしょうか。菅原自治会長(談)

帰路の車中で、本日、同行願った堂本副会長からこんなことをお聞きしました。

天気予報で降水確率80%と聞くと、皆さん「傘」を持ちます。南海トラフ巨大地震が、今後、30年以内に起きる確率は、70%~80%と政府地震調査委員会が発表しいますが、多くの人はあまり、「傘」(備え)を用意しないのはなぜでしょうか?と・・・・言葉が出ませんでした。  (坂口)

 

2021年10月24日