11月14日(日) 防災訓練に先立ち、事前学習会を実施しました。

11月21日(日)の朝倉台防災訓練に先立ち、朝倉台自主防災会メンバーや民生委員さん達による指導の下、自治会役員等に対して防災・福祉機器等の使用方法について事前学習会を実施しました。

午後1時30分、集会所前に各町会の役員等の皆様が集合です。

新型コロナ感染状況は落ち着いてきておりますが、検温と手指の消毒、マスクは欠かせませんね。

林自主防災会事務長、私自治会長の挨拶の後訓練開始です。

訓練の進行は、坂口自主防災会副会長です。

最初は簡易担架の組み立て・搬送訓練です。

竹棒と毛布で簡易担架は簡単に作れます。

続いて2階から負傷者を下ろす際など狭い場所に便利な椅子形救助担架の実演です。

見学されておられる役員さんも実戦参加です。

次はポンプ車・発動機の始動訓練です。

女性の方でもエンジン式発電機の始動に挑戦です。

次は簡易テントの組み立てです。公園で避難生活を送るとなると女性の場合、着替えや体を拭く際人目が気になります。また新生児を持つお母さんは授乳にも困ります。自主防災会では簡易テントを装備していますのでその組み立てです。

今はワンタッチで広げられる簡易テントもあり便利になりました。

次は簡易トイレの組み立てです。

汚物はポリ袋に入れるようになっています。決して下水に流さないようにしましょう。

次は段ボールベットの組み立てです。

段ボールとはいえ耐荷重も2~5トンあり頑丈そのものです。

続いて民生委員さんによる車椅子体験です。車椅子はテレビや病院でよく見かけますが、実際に車椅子介助を体験された方は少ないはずです。民生委員さんが分かりやすく操作方法について説明して下さいました。

最後は自治会備え付けの浄水器についてです。

この浄水器は海水淡水化にも使われているRO逆浸透膜フィルターを使用しており、大腸菌などの細菌はおろか、ウィルスや有害物質のほとんどを遮断してくれます。非常の際は団地下の初瀬川の水を汲んで濾過して皆さんに提供することが出来ます。

最後に自主防災会森口会長の挨拶があり、参加の皆さんに自治会や自主防災会の倉庫内装備品を見学して貰いました。

鍋、薬缶から調理器具、薪、投光器チェンソーに至るまで非常の際の備品が揃っています。

これなら公園で数日間テント暮らしを強いられても何とか生き延びていけるではないかと思います。

皆様お疲れ様でした。

 

 

2021年11月20日